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マリア布教修道女会

「世界病者の日」

江藤・利枝
286
2026年02月09日

「世界病者の日」について

カトリック教会は、毎年2月11日、ルルドの聖母の日に「世界病者の日」を記念し、病者がふさわしい援助を受けられるように、また苦しんでいる人が自らの苦しみの意味を受け止めていくための必要な助けが得られるように、カトリックの医療関係者はもとより、社会一般に呼びかけている。

(『バチカンニュース』世界病者の日より)

ルルドの聖母の記念日は1858年2月11日、聖母マリアがフランスのルルドに初めて出現された日で、病気や苦しみを抱える人々が聖母マリアに祈りを捧げる日でもあり、1993年に当時教皇であった聖ヨハネ・パウロ2世が「世界病者の日」と定められました。

・・・2月25日のご出現のとき、その女性の言われるままに、ベルナデッタは洞窟を掘り、そこから湧き出た濁った水を飲みます。人々が後で、彼女が掘った穴を見つけ、同じように水を飲もうとすると、水は量を増して、こんこんと湧き出、次第に澄んでいきました。その日のうちに水をくみ持って帰った人がいました。彼は、片目を病んでいましたが、何日かたつとその目を覆っていた眼帯はとれました。・・・現在、ここには4つの教会と多くの病院が建ち、世界中から巡礼に訪れています。特に、病気の癒しを求める人々が熱心な祈りをささげます。

(女子パウロ会公式サイト/LAUDATE ルルドの聖母 参照)

毎年「世界病者の日」には、教皇メッセージが発表されます。

昨年2025年(聖年)4月(病者の日からおよそ2か月後)に逝去された教皇フランシスコは、『「希望は欺かない」(ローマ5・5)試練の時にわたしたちを強めてくれる』

(「カトリック中央協議会」2025年「第33回世界病者の日」教皇メッセージ(2025.2.11)より)

というテーマで私たちにメッセージを遺してくださいました。

そのなかで、「神がどれほど苦しんでいる人の近くに寄り添ってくださるのか」(同メッセージ参照)ということを、聖書のみ言葉などを通してやわらかな、希望に満ちた言葉で表わされ、改めて読み返し、心温まる思いがしました。

昨年の今頃もインフルエンザが流行しており、わたしも少し熱が出てしまいました。そしてその少し後に教皇フランシスコが呼吸器感染症を罹患された様だと知ったのを思いだし、感慨深く感じます。

病者の日のごミサでは、病気の姉妹方がお聖堂の前方、祭壇のすぐ近くでごミサに与られます。わたしも姉妹方とともに、ルルドのマリア様の取り次ぎによって世界中の病気で苦しんでおられる多くの方々、そしてその周りの方々のために心を込めて祈りたいと思います。